恋多き女優・聡美のマンション。スタッフの小野寺は、彼女が気まぐれに放った「腕相撲に勝ったらセックスOK」に乗せられ奮闘する。だが、勝った小野寺に対し聡美は自分が勝ったらの意味だと言う。小野寺は再び挑みながら、その勢いで彼女を押し倒した。 　　業界で付き合いの長い俳優・琢磨との交際は当初マスコミを騒がせたが、別れた今となってはその事に触れる者は激減。そんな頃から付き合い始めた小野寺だが、長くは続かず、互いの心境を悟りながらもダラダラ続いていた関係に終止符を打つ聡美。 　　聡美と別れた小野寺は、スマホサイトで房子と知り合う。男に積極的に迫られた事がない房子は、戸惑いながらも女としての心地よさを感じていく。恋に奔放な妹・凜に対してコンプレクスを抱く房子は、何度か会ううちに小野寺に欲望が芽生え始める。体だけの関係を求めていた彼は、大人しかった房子のしたたかな変貌に気づき誤算を感じる。悩んだ末、ドライブの途中で彼女を放置して逃げ去る。取り残された房子は呆然と立ち尽くす。 　　恋愛経験豊富＝ヤリマンの凜は、最近では本気の恋をと考えていた。そんな矢先、房子が見合いで断った相手・義男と結婚。女性として優越感に浸ってきた凜は屈辱を覚え、本腰を入れて結婚相手を探す決意をした…

大沢在昌のベストセラー『相続人TOMOKO』を小柳ルミ子主演で映画化したアクション。アメリカ有数の財閥、ウェリントン家の若き総師、アンドリューが武装テロリストによって暗殺された。一緒にいたアンドリューの妻、卜モコはなんとか難を逃れ東京に。元々トモコはCIAの優秀な工作員だった。視聴者数2000人

大沢在昌のベストセラー『相続人TOMOKO』を小柳ルミ子主演で映画化したアクション。アメリカ有数の財閥、ウェリントン家の若き総師、アンドリューが武装テロリストによって暗殺された。一緒にいたアンドリューの妻、卜モコはなんとか難を逃れ東京に。元々トモコはCIAの優秀な工作員だった。視聴者数2000人

下着会社のセールスマン章太郎は仕事への意欲はあるが、彼が任されるのは上司や取引先のお偉方のゲイ情事に部屋を貸し、その妻たちに浮気のアリバイ証人になることくらいだった。そんな章太郎は、会社に出入りするフリーの下着デザイナー瞬に好意を抱いている。一方、ゲイだと告白している瞬も章太郎が好きだったが打ち明けられずにいた。そんな中、柴田課長が瞬に近づき、デザインの採用を餌に彼の肉体を要求した。さらに沖田部長も同じように瞬と関係を持った。それを知った柴田は嫉妬に燃え、彼の妻しのぶに密告した。しのぶが章太郎の部屋にやつて来て騒動になるが、彼は沖田の相手が瞬だと知りショックを受け…

グラビアアイドル三島志穂は、気弱な性格からファンも多いが、同姓からは嫌われることが多かった。同じくグラビアアイドルの金田奈美、草薙凛と3人で水着撮影会が開催された。金田と草薙も、三島に客を取られ、いい気がしていなかった。撮影会に訪れた客も三島のファンが多く、撮影会主催の後藤も三島のファンだった。そして会場に現れた三島の姉妹を名乗る2人も現れた。殺意を持つ者、憎悪に溢れた者が集まり、事件は起きた…

フリーランスで音響関係の仕事をしている琴は、かつて同棲していた昭一がフィリピンから一時帰国するのを空港で出迎える。二人の恋人としての関係は昭一が海外に渡ったことにより実質的に終わりを迎えていたが、昭一はかつて二人が同居し、今は琴が一人で住む団地の部屋にそのまま滞在することになる。とはいえそれで二人がよりを戻すということもなく、琴は自分の日常生活を淡々と続けるが...。映画美学校で万田邦敏監督から演出を学び、宮崎大祐監督や清原惟監督作品で助監督や録音を務めてきた岩﨑敢志の初長編監督作品。さりげないカメラワークと音響へのこだわりが秀逸な作品だが、何より素晴らしいのは琴を演じた主演の村上由規乃の佇まいで、特別なことが何一つ起きない物語の屋台骨を彼女の存在感が支えている。身の回りの世界を描いた小さな作品ではあるものの、琴の仕事の場面等を通じて日本社会の一側面が垣間見えてくるのも興味深い。

女性作家の叔母と愛人関係にある男と、それを知らない姪とが奇妙な三角関係を繰り広げる。「千晶（松坂慶子）は市島病院長の一人娘。アルバイト先のレコード店に、ある日、女流作家である叔母（草笛光子）の本を忘れていった男と女の客がいた。その男・香取（田村正和）が、叔母と愛人関係にあるのを千晶は知らない。

街を牛耳る女性だけの愚連隊・マッドフォクシーズ。女ボスのグランドママーは、息子のジュニアと共に組織の後継者をメンバーから選抜しようと考えていたが、内部抗争が起き…